ご存知ですか?「保湿」の2つの意味

ご存知ですか?「保湿」の2つの意味 コスメ豆知識

美肌には「保湿」が重要なことは皆さんご存知の通りかと思います。

保湿の重要性は多くの人が述べているので、保湿の重要性をここで言っても「いまさら保湿の重要性かいな!」とツッコミが来るかもしれません。

でもちょっと待って。

あなたの思っている「保湿」ってどういうことですか?

保湿には2つの意味があることをご存じですか?

今回はあまり厳密に区別されていない「保湿」の2つの意味について深掘りしたいと思います。

保湿には2つの意味がある

先ほど述べたように、保湿には2つの意味があります。

それが「補水」と「保水」です。

補水とは

補水とは文字通り、水分を補うことです。

イメージとしては肌に水分を入れ込む感じで、化粧水をつけるのがこれに当たります。

英語で言うならモイスチャライザーの役目をになうのが補水です。

水分主体のスキンケア化粧品(化粧水など)で補水を心がけましょう。

保水とは

保水とは、水分を保つことを意味します。

肌につけた水分を蒸発しないようにしっかり閉じ込めることが保水の役割です。

英語で言うならエモリエントの役割をになうのが保水です。

油分主体のスキンケア化粧品(乳液、クリーム、オイルなど)でしっかり保水しましょう。

補水し保水することで保湿することが重要

美肌には、補水と保水どちらも欠けてはいけません。

ややこしいですが、美肌のためには「補水し保水することで保湿することが重要」なのです。

なお、欧米では補水をしない文化もあり、ふき取り化粧水(トナー)で拭きとってすぐに保水という流れになることも多いようです。

これに対し、日本人は欧米人とは根本的に皮膚の状態が違い、皮膚が薄くて繊細です。

水分を補う補水をしてやることで、すこやかな美肌を保てるようにする努力が必要になってきます。

そして、しっかり肌に入れ込んだ水分を逃さないように保水するのです。

もちろん、肌の状態や肌質によって「補水は不要」とか「保水はいらない」などあるかもしれませんが、基本は補水して保水で保湿のワンセットです。

保湿は補水と保水の両輪から成り立っていて、どちらか一方がかけてもダメなんだと肝に銘じておくといいかもしれませんね。

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