スキンケアに関してよくある疑問が、「スキンケアってメーカー推奨のライン使いをした方がいいの?」というもの。
これって悩みますよねー。
「当然ライン使いがいいに決まってる!」「アイテムごとに肌に合ったものを選べばOK!」
など意見はさまざま。
今回はスキンケアのライン使いについて、あなたに合った方法を探ってみましょう。
そもそも「ライン使い」って?
スキンケアのライン使いというのは、そのスキンケアのメーカーが推奨するアイテムを推奨する手順で使用する、というもの。
一般的には「化粧水→美容液→乳液(またはクリーム)」といった感じでしょうか?
ただし、この順番ですら良しとされるものには諸説あって、「乳液先行」ブランドがあったりしますよね。
そういうメーカーのスキンケアの場合は乳液を最初に使います。
また、アイテムについてもオールインワンゲルがあったりしますので、その場合はオールインワンゲル1品でスキンケア完了!となります。
とにかく、メーカーの言う通りの順で言う通りのアイテムを使うというのが「ライン使い」ですね。
(オールインワンは「ライン使い」とは厳密には違いますが、ここでは大きくひとくくりで扱っています。
ライン使いにはメリット・デメリットがある
この「ライン使い」、メリットもデメリットもあります。
以下で見ていきましょう。
ライン使いのメリット
ライン使いのメリットには以下のようなものがあります。
1.ひとつのブランドに決まっているので購入が楽
2.深く考えずにアイテムを選べる
3.使い方が明白で迷うことがない
4.メーカーが「一番効果的な使い方」を教えてくれる
ひとつのブランドに決まっているので購入が楽
スキンケア購入の際、あちこちまわらなくてもひとつのショップでサッと買えるのはメリットです。
実店舗であれ、ネットショップであれ、楽チンなのは間違いないでしょう。
深く考えずにアイテムを選べる
ライン使いだと使いアイテムは決まっていますので、深く考えることなくアイテムが選べるのは大きなメリットです。
特に実店舗だと店員さんが親切にアイテムを並べてくれて、それを購入すればOK!という感じですのでこれも楽チンですね。
使い方が明白で迷うことがない
ライン使いだと使い方が決まっているので、迷うことがないのもメリットです。
「AのアイテムとBのアイテム、どっちを先につけようか?」など考えなくてもメーカーが「Aを使ってからBを使用してください」と指定してくれているのです。
メーカーが「一番効果的な使い方」を教えてくれる
スキンケアにおいて、そのアイテムをどう使えば一番効果的なのかを知っているのはメーカーですよね。
ライン使いの場合、メーカーが親切に「一番効果の出る使い方」を教えてくれます。
また、実店舗でレクチャーを受けることもできます。
この場合、「AのアイテムがしっかりなじんでからBのアイテムを使用してください」など、具体的に聞くこともできますね。
ライン使いのデメリット
ライン使いのデメリットには以下のようなものがあります。
1.ラインの中に合わないアイテムがあった時に困る
2.ラインでそろえると高くつく可能性がある
ラインの中に合わないアイテムがあった時に困る
スキンケアは合う合わないが割とある商品です。
特に私のように「エタノールに弱い」などがある場合、エタノール配合コスメは使えません。
使いたいラインのアイテムの中にひとつでも「エタノール配合」があるとライン使いはできないことになります。
この場合、ライン使いはあきらめるしかありません。
ラインでそろえると高くつく可能性がある
ライン使いは悪くとらえるとメーカーの言いなりになるということですから言われるがままにアイテムを購入すると高くつく可能性があります。
高級ラインになればなるほどひとつのアイテムが高くなっていきますから、かなりのデメリットになるかもしれません。
メリット・デメリットを見て判断する
見てきたようにライン使いにはメリット・デメリットがあります。
これらを見て「ライン使い」をするかどうか判断する必要があります。
大まかに言ってめんどくさがりの方にはライン使いを推奨します。
逆にコスメのことを考えるのが好きとか、楽しいという人はラインから外れてみることもアリじゃないかなと思います。
ライン使いについてのまとめ
ライン使うについては、基本ライン使いでなくてもOK、好みに合わせてどちらでも!という結論になります。
ただしスキンケアには相性の悪い成分のものもあるので、あるメーカーの化粧水と別メーカーの乳液を合わせて使うと刺激が出る、なんてことも。
市販されている化粧品には、相性が悪いせいで刺激が出るほど濃厚な成分が入っているものは少ないですが、まれにThe Ordinaryの商品群のように成分が濃厚すぎて、相性の悪いアイテムが明記されている商品もあります。
また、明記されていなくても相性の悪い成分もありえるので、ライン使いが安心と言えば安心ですね。
私のように「合わない成分がある」とか、「濃度の濃い成分を使ってみたい」と思う方にはラインから外れて色々なメーカーのものを選んでみてもいいかもしれません。
そういった場合は成分などに気をつけて、少し慎重にアイテムを選ぶ必要がありそうです。
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