ベタベタしたり重くなった髪のシリコン除去【定期的にすべし!】

ベタベタしたり重くなった髪のシリコン除去【定期的にすべし!】 ヘアケア

シリコン入りシャンプーやトリートメントなどを継続的に使用していると、はじめのうちは「さらさら~!」という感じでいい髪がキープできているのに、いつの間にかベタベタしたり重くなったりすることってありませんか?

シリコン入りシャンプー・トリートメントによって起こる髪や頭皮の不調。

これをシリコンの蓄積によるビルドアップと言います。

今回はこのビルドアップが起こってしまった場合の対処法についてです。

シリコンの蓄積(ビルドアップ)が起こるとどうなる?

シリコンの蓄積(ビルドアップ)が起こると髪や頭皮に悪影響があります。

ビルドアップによる悪影響

ビルドアップによる悪影響には以下のようなものがあります。

ビルドアップによる悪影響

1.カラーやパーマ、縮毛矯正などがかなり入りにくくなる

2.髪が重くなる・硬くなる

3.髪や頭皮がべたつく

シリコンの除去(リセット)が必要

シリコンの蓄積により悪影響が出た場合、シリコンの除去が必要になります。

難しくはないので、「最近頭皮がベタベタしてきたな」とか「髪が重いな」と感じ始めたら以下のようなシリコンの除去作業をしてください。

シリコンの除去(リセット)の方法

シリコンの除去(リセット)の方法は色々ありますが、私は頭皮や髪に悪影響の出にくい「クエン酸」を使った方法をおすすめします。

他にも重曹を使った方法がありますが、髪を痛めやすいのでおすすめしません。

また、シリコン除去専用のクレンジングシャンプーを使う手もありますが、費用が高いため、こちらもおすすめしません。

クエン酸によるシリコン除去(リセット)

クエン酸によるシリコン除去は以下のような手順で行います。

クエン酸によるシリコン除去(リセット)方法

1.普段通りシャンプーする

2.洗面器の8分目くらいまでお湯を注ぐ

3.クエン酸を大さじ1杯入れてよくかき混ぜる

4.目をかたくつむってクエン酸水を髪にかけ、髪全体にいきわたらせる

5.クエン酸水を軽く洗い流して終了

普段通りシャンプーする

クエン酸水でシリコン除去をする前に普段通りにシャンプーして髪表面や頭皮の汚れを落としてください。

洗面器の8分目くらいまでお湯を注ぐ

お湯の量は洗面器の8分目くらいまででOK。

お湯が多すぎる場合は適宜調節してください。

クエン酸を大さじ1杯入れてよくかき混ぜる

クエン酸は先ほどの洗面器の8分目まで入れたお湯に対して大さじ1杯程度です。

あまり濃すぎると髪を傷める原因になりますので気をつけてくださいね。

目をかたくつむってクエン酸水を髪にかけ、髪全体にいきわたらせる

クエン酸水は酸性ですので、目に入るとしみます。

なので目をかたくつむって、クエン酸水が目に入らないように気をつけながら髪にかけ、髪全体にいきわたらせてください。

この工程が終わるまで目は閉じたまま

クエン酸水を軽く洗い流して終了

クエン酸水を軽く洗い流して終了。

トリートメントをしたい場合はこの後トリートメントをしてもOKです。

シリコン除去で軽くなった髪を実感できる

シリコン除去(リセット)すると髪が軽くなるのがわかるかと思います。

硬かった髪も柔らかくしなやかに。

なお、髪質が硬い方や髪の量が多い方には、この後アウトバストリートメントとして「さざんかとホホバのヘアオイル」をおすすめします。

「さざんかとホホバのヘアオイル」については、「すぐに実感!剛毛・硬い・多い髪質を柔らかくしなやかでまとまりやすくする方法」の記事にてくわしく紹介しています。

よろしければ参考にしてみてくださいね。

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