食べる「前」の歯磨きで虫歯予防!

食べる前の歯磨きで虫歯予防! オーラルケア(お口の健康)

歯磨きっていつしていますか?

食後や寝る前という方が圧倒的に多いと思います。

特に寝る前の歯磨きは非常に重要ですし、実践されている方も多いでしょう。

でもその次に重要なのは食後の歯磨き以上に食前(食べる前)の歯磨きなんです。

実は虫歯予防に効果的な、食前(食べる前)の歯磨きについてシェアしたいと思います。

食前の歯磨きが虫歯予防に効果的なワケ

食前に歯磨きする人は少ないと思います。

ですが、実は食前の歯磨きは虫歯予防にとても効果があります。

それはなぜでしょうか?虫歯のできるメカニズムから考える必要がありますね。

虫歯のできるメカニズム

虫歯のできるメカニズムにはさまざまありますが、今回特に重要なのはひとつ。

虫歯菌(ミュータンス菌など)が糖分を好んで食べ、歯を溶かす「酸」を出すことを知っておくことです。

歯が溶かされるということは歯に穴ができるということに他なりません。

これが虫歯というワケです。

食前の歯磨きで虫歯菌を減らしておく

食事によって糖分が口の中に広がり、それを虫歯菌が食べることで歯を溶かし虫歯になる。

ということは糖分を口の中に入れないか、虫歯菌の数が減っていれば、虫歯になるリスクは減ることになります。

このうち、糖分を口の中に入れないというのは現実的ではありませんよね。

となると虫歯菌の数を減らしておくのが得策ということになります。

これが食前(食べる前)の歯磨きが虫歯予防に効果的なワケなんです。

食前に歯磨きをして、口の中にある虫歯菌を減らしておいて虫歯になるのを予防するということですね。

食前磨きでは歯磨き粉は必要ない

ところで、食前の歯磨きは歯磨き粉をつけずに歯ブラシで歯を磨くだけで十分です。

歯磨き粉まで使って磨く必要はありません。

というのも、食前の歯磨きでミントなどの味のする歯磨き粉を使うと食事の味が変わってしまい、おいしくなくなるからです。

食事はおいしく食べてこそ意味があるので、わざわざ食事をまずくする必要はないんです。

また、歯ブラシでの歯磨きが無理な場合は水で口の中をすすぐだけでもずいぶんと虫歯予防効果は上がります。

それも無理ならお茶などを口に含み、グチュグチュしてからそのままお茶を飲むなどでもOK。

とにかく食前に口の中の虫歯菌を減らすことに気をつけておきましょう。

食後の歯磨きについて

食後の歯磨きについては「歯磨きは食後30分経ってからというのは都市伝説かも?」の記事にて紹介しています。

よろしければ参考にしてみてくださいね!

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