朝起きたら、いの一番に歯磨きすべし！

朝の歯磨き、いつしていますか？

エチケットの問題から、朝食後に歯磨きする方も多いと思います。

もちろん、朝食後も大事なのですが、できれば朝起きたらすぐにでも歯磨きした方がいいです。

今回は朝の歯磨き問題について。

朝起きたときの口の中は細菌だらけ！

朝、起きてすぐの口の中ってねばねばしていたり、口臭がきつかったりしませんか？

日中はさほど問題ない人でも寝て起きたら口臭がきつい場合も多いですよね。

実はソレ、細菌が原因なんです。

朝起きて、歯磨きせずに朝食をとるとその細菌を飲み込んでしまいます。

とっても不潔なんですね。考えただけでぞっとしますよね。

しかも、細菌の中には虫歯の原因菌も多く含んでいるので、朝、歯磨きせずに朝食をとると虫歯菌が糖分を食べて酸を出し、歯を溶かします。

歯を溶かすということは虫歯になる可能性が高くなるということなんです。

日中は唾液（つば）がよく出て、口の中を洗い流してくれます。

ある程度の汚れなら、唾液が洗浄の役割を果たしてくれるのです。

そして、唾液には抗菌作用もあり、細菌に対処してくれます。

なので日中はさほど細菌を気にする必要はありません。

ところが、夜寝ている間というのは唾液の量が減ってしまいます。

洗い流したり抗菌作用を発揮してくれる唾液が寝ている間はあまりありませんから、細菌が大増殖するのです。

大増殖した細菌、そのまま朝食と一緒に食べるなんてイヤですよね？

だから朝起きてすぐの歯磨きは超重要なんです。

起きてすぐ歯磨きして、口の中が爽やかな状態で朝ごはんを食べるようにしましょう。

そして、できれば朝食後も歯磨きしましょう。

これは朝食後の口の中の汚れを落とすだけでなく、ニオイを素早く消したりできるので重要です。

ただ、食事後すぐの歯磨きは歯の表面のエナメル質を削ってしまう可能性が高いので、できれば食後30分たってから磨くといいかもしれません。

その辺りは朝の貴重な時間と相談して考えてくださいね。

なお、食後の歯磨きについて30分あけた方がいいのかどうかについては「歯磨きは食後30分経ってからというのは都市伝説かも？」という記事も書いています。

よろしければ参考にしてみてくださいね！

めんどうなようですが、起きてすぐと朝食後の2回の歯磨きでお口の健康を保つことが大切です。

もちろん、夜寝る前の歯磨きは最重要なので、寝る前磨きも忘れずに！