口内炎で虫歯のような痛みが！

今回は口内炎で虫歯のような痛みが出ることがあるよ、というお話です。

ひどい口内炎と軽い虫歯のような痛み

ひどい口内炎が奥歯近くにできました。

口内炎はそれはもう痛くて、水道水で口をすすぐのですら「イタタタタ！」となるほどでした。

と同時に奥歯が軽くジンジン痛み出しました。

「これは大変！虫歯かな？」「歯医者に行かなくちゃ！」と思ったものの、ゴールデンウィークでもあったので様子見することに。

痛みの様子を見つつ「ゴールデンウィーク明けに歯医者の予約を取ろう！」と思っていました。

が、ふと「あれ？数か月前に歯医者行かなかったっけ？」と思い出し、歯医者の予約履歴を見てみたら数か月前に歯医者を受診していました。

数か月前の歯医者受診時。

同じ奥歯のあたりが少し痛くて、歯科医に、目視とレントゲンを撮って診てもらいました。

すると「虫歯は全くない。痛みは気のせいではないか？様子を見ましょう」とのこと。

「そうだよね、あんなに歯磨き念入りにしてるし」なんて思いながら診察は終了。

その後痛みはおさまり、歯医者にはかかりませんでした。

今回も前回の歯医者受診時と同じような痛みが同じような場所に生じています。

「うーーーん。数か月前に虫歯でなかったところが急に痛み出すほどの虫歯になるかなぁ？」と疑問が。

で、よくよく考えてみましたら、その数か月前の時点でもひどい口内炎が虫歯と思った歯の近くにあったことを思い出しました。

歯科医に「口内炎痛そうですね。お薬出しておきますね」と言われ、デキサルチンを処方されました。

そう、歯科医が心配するくらいのひどい口内炎が確かにあったのです。

となると「もしかして口内炎の痛みを虫歯の痛みと勘違いしてるんじゃないか？」という気がしてきました。

でも虫歯の痛みと口内炎の痛みじゃ全然違うし、いくら鈍感な私でもさすがに口内炎の痛みを虫歯の痛みだと思い込むことはないだろう…とも思いました。

結局「やっぱりゴールデンウィーク明けに歯医者に予約入れよう！」と考えていました。

ところが、ゴールデンウィークが明けてみたら虫歯の痛みはどこへやら？すっかり痛くなくなっています。

そしてその頃、口内炎も治っていました。

ということでやっぱり口内炎の痛みを虫歯の痛みと勘違いしていたように思います。

もちろん、歯の方はよく観察しておき、虫歯っぽいなら早めに歯医者行きますが、この様子だと数か月後の定期健診時に相談する程度でよさそうです。

ちなみに医師の親せきに聞いてみたら、痛みの感覚の場所はアバウトだから、「ここが痛い」と思ってもそこじゃなくてもう少し違う場所が原因だった、というのはよくある話。とのこと。

それにしても口内炎の痛みが虫歯の痛みのようにジンジンすることもあるとは！

危うく歯医者に駆け込んで、「そんなにしょっちゅう痛むなら抜きますか？」などとなっていたかもしれません。

危なかったです。大事な歯を抜かずにすんで本当によかった！

なお、最近口内炎がやたらできます。

これは怖い病気のサインの可能性もあります。

なのでもう一度口内炎ができたら、その時はクリニックへ行こうと思っています。

その間、ビタミンBやビタミンEなどを多めに摂取して口内炎予防にも努めようと思います。

なお、口内炎に悩んだら、できれば口内炎治療に力を入れている耳鼻咽喉科がよいようです。

もしくはかかりつけの内科があるならそちらでも。

歯科医では普通血液検査などができないので、重大な病気のサインを見逃すかもしれません。要注意です。