我が家は酸素系洗濯槽クリーナーで半年ごとに洗濯槽をクリーニングし、洗濯槽のカビや汚れを除去しています。
ところが今回「そろそろ洗濯槽クリーニングするか!」と思い立ったとき「あ、酸素系洗濯槽クリーナーの在庫なかった!」となってしまいました。
何とか今すぐ洗濯槽をクリーニングする方法はないものかと調べてみたら、なんと「ワイドハイター」が洗濯槽クリーニングに使え、しかもカビや汚れもよく落ちるというではありませんか!
「ワイドハイター」なら家にあります。
ということでさっそく「ワイドハイター」を洗濯槽クリーナーとして使ってみることにしました。
洗濯槽クリーナーとして使えるのは粉末のワイドハイター
はじめに注意点です。
洗濯槽クリーナーとして使えるのは粉末のワイドハイターのみです。
液体ワイドハイターは成分が違うので不適です。
酸素系洗濯槽クリーナーと同じ成分である「過炭酸ナトリウム」が主成分のものが洗濯槽クリーナーとして使えます。
なお、粉末のワイドハイターの正式名称は花王「ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー」です。
なぜ酸素系洗濯槽クリーナーなの?塩素系はダメ?
塩素系の洗濯槽クリーナーは2、3か月に1度の洗濯槽クリーニングが必要なのがネックで使うのをやめました。
さらに塩素系洗濯槽クリーナーのもっとやっかいなところは薬剤のキツさです。
塩素系洗濯槽クリーナーの場合、ニオイもキツイですし、誤って吸い込んでしまうとむせたりのどがやられて痛くなったりします。
からだに悪影響ですし、特にお子様のいらっしゃる家庭だと心配ですよね。
また、使用時に気をつけていても使用後に洗濯槽に残った塩素系洗浄剤が衣類洗濯の際に付着する懸念もあります。
もちろん塩素系と酸素系を同時に使うのはNG
よく知られているのでご存知の方がほとんどだと思いますが、塩素系の洗浄剤と酸素系洗浄剤を同時に使うのはNGです。
有害なガスが出る場合も多く、危険なので絶対にやめましょう。
酸素系洗濯槽クリーナーは50度くらいのお湯で使うと効果抜群!
それではさっそく粉末のワイドハイターを洗濯槽クリーニングに使ってみましょう。
酸素系洗濯槽クリーナーは50度くらいのお湯で使うと効果が高くなります。
お風呂の残り湯を利用したり、沸かしたお湯を投入したりして50度くらいの温度になるようにしましょう。
温度はだいたいで大丈夫ですが、50度以上になると洗濯槽を傷める心配があるので50度くらいまでにしておきましょう。
うちでは洗濯機の洗濯槽クリーニング機能を使って水をためながら、シャワーから60度のお湯を注ぎました。
ミックスすると50度にもならないくらいの水温になります。
ワイドハイターの量は洗濯機の容量による
お湯がある程度たまったらいよいよワイドハイターの投入です。
使用するワイドハイターの量は洗濯機の容量によります。
水1リットルに対して5gなので、50リットルなら250g、60リットルなら300gという感じです。
もう少し多くても大丈夫なので、惜しみなくワイドハイターを使って行きましょう。
ちなみにうちは62リットルだったので規定量では310gですが、アバウトに350gほど使用しました。
洗濯槽を回して浮き上がってきた汚れはすくう
こうしてワイドハイターを投入し、洗濯機を回すとカビや汚れ(通称ワカメ・ピラピラ)が浮いてきます。
これは丁寧に取り除いた方がいいです。
でないと排水溝が詰まる原因にもなりますし、浮いた来た汚れを放置してまた洗濯槽に付着したのでは洗濯槽をクリーニングした意味がありませんからね。
なお、汚れをすくいとるのに便利なネットが100均などで売っています。
台所の排水溝用ごみとりネットの目の細かいものでも代用できますよー。
2、3時間~一晩放置
洗濯機の水が満水になったら2、3時間~一晩放置します。
半年に1度きちんと掃除しているなら2、3時間で十分ですが、しばらく掃除をさぼったのなら一晩放置した方がいいです。
放置後、汚れが出てこなくなるまで洗濯槽クリーニングをする
しばらく放置したのち、洗濯機を動かします。
汚れが浮いてきたら洗濯機を止めてすくいとって、また動かして出てきた汚れをすくいとって…、これを汚れがほぼ出てくなくなるまで根気強く繰り返してください。
できればもう一度洗濯槽クリーニングをする
もう汚れがほぼ出てこなくなったな、と思ったら脱水していったん終了です。
ですが、心配な場合はできればもう一度洗濯槽洗浄コースで洗剤なしで洗濯機を回してください。
ここまですれば安心かと思います。
もし無限ワカメ地獄に陥ったら?
洗濯槽のクリーニングをサボっていた場合などに洗濯槽クリーニングを一度しただけでは汚れが落ち切らず、何度洗濯槽クリーニングをしても汚れが出てくることがあります。
いわゆる無限ワカメ地獄です。
こうなった場合は、仕方がないので塩素系洗濯槽クリーナー(洗たく槽カビキラーなど)を買ってきて使ってみてください。
なぜ塩素系なのかというと、塩素系は汚れを浮かしてとるのではなく、汚れを「分解」してとる仕組みなので、ワカメが出てきにくくなるからです。
汚れを浮かしてとる仕組みの酸素系クリーナーだといつまでたっても汚れが浮いてきてしまうので、塩素系で分解しちゃおうというわけです。
これは対症療法であって、塩素系で根本的に汚れをきれいに取り去れるわけではないので、あくまでワカメが出てこなくなったように見えるだけです。
無限ワカメ地獄に陥ったら洗濯槽分解クリーニングを業者に頼むのが一番安心です。
業者ならキレイにしてくれます。
でも洗濯槽クリーニングを始めてしまって無限ワカメ地獄に陥った場合、業者を頼むヒマもないでしょうし、ドラッグストアさえ開いていれば塩素系の洗濯槽クリーナーを買ってきて対処した方が手っ取り早いですね。
そして、今後は無限ワカメ地獄に陥らないよう、酸素系洗濯槽クリーナー(シャボン玉石けん 洗濯槽クリーナーなど)またはワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダーで半年に1度の定期的なクリーニングをされることをオススメします!
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