イオン導入は成分によってマイナスで導入したり、プラスで導入したりややこしいですよね。
トラネキサム酸パウダーを溶かした化粧水をイオン導入しようと考えたとき、
導入はプラス、マイナス、どちらなんでしょうか?
確か、うっすらある記憶ではトラネキサム酸はビタミンC誘導体とは逆のイオンだったような?
ということはビタミンC導入とは逆のプラスで導入するの?
でも記憶があやふやだなぁ…。ということで調べました!
マイナスで導入かプラスで導入かはpHによって決まる
イオン導入におけるプラスを使うかマイナスを使うかは、使う化粧水のpHによって決まります。
イオン導入では、導入する成分がアルカリ性に傾いている場合はマイナス(−)でイオン導入し、プラスに傾いている場合はプラス(+)で導入します。
https://www.sophia-cosme.com/column/c_2032.html
ということは、トラネキサム酸のパウダーを溶かした化粧水をマイナス、プラス、どちらで導入するかは私が作ったトラネキサム酸化粧水のpHがアルカリに傾いているか、酸性に傾いているかがわかればOKですね。
トラネキサム酸パウダーを溶かした化粧水はマイナスで導入が基本
さて、問題のトラネキサム酸パウダーを溶かした化粧水のpHですが、ビタミンC誘導体を溶かした化粧水と同じ弱アルカリ性です。
なので、ビタミンC誘導体のイオン導入と同じようにマイナスで導入すればOK!ですね。
トラネキサム酸はプラスで導入?となぜ思ったのか
なぜ、「トラネキサム酸パウダーはビタミンC誘導体のイオン導入とは逆」というあやふやな記憶が出てきたんでしょうか?
これ、理由があります。
トラネキサム酸の市販化粧水だと、弱酸性に調合したものがわりとあるからなんです。
クリニックでのトラネキサム酸のイオン導入でも使うトラネキサム酸の化粧水により、弱酸性だったり弱アルカリ性だったりするので、プラス導入だったりマイナス導入だったりするようです。
各クリニックのトラネキサム酸イオン導入の説明を見るとプラスもマイナスもあるのはこのためだったんですね。
私の場合はピュアなトラネキサム酸パウダーを水に溶いて使うので、弱アルカリ性となり、マイナスで導入が正解のようです。
この知識を教えてくださったイオン導入研究所さんに感謝!
トラネキサム酸とイオン導入に関しては下記のページを参考にしました。
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