歯みがきでは歯ブラシよりフロスを重視すべき3つの理由

歯みがきでは歯ブラシよりフロスを重視すべき3つの理由 オーラルケア(お口の健康)

以前、歯みがきについて、歯ブラシだけじゃ60%しか汚れを落とせていないという話をしました。

そして、デンタルフロスを使うことで88%の汚れまで落とせるということもお伝えしました。

今回はさらにつっこんで歯ブラシよりもフロス使用を重視した方がいいという話をシェアしたいと思います。

歯ブラシでの歯磨きでは60%しか汚れを落とせていない

「歯ブラシでの歯磨きでは60%しか汚れを落とせていない」というのは衝撃ですよね。

そして「デンタルフロスを使うことで88%の汚れまで落とせる」ということはまだあまり伝わっていないように思います。

実際、デンタルフロスを使用する人は少数派ではないでしょうか?

「デンタルフロスを使っても88%までしか汚れを落とせないんじゃあまり意味はないんじゃ?」

という声も聞こえてきそうですが、6割の汚れ落ちと約9割の汚れ落ちでは大きな差です。

ぜひデンタルフロスを使いたいものですね!

歯ブラシはやりすぎると虫歯の原因にも!

力を入れすぎて歯ブラシしたり、念入りに歯ブラシしたりするのも、度を超すと虫歯の原因になります。

どういうことかというと、ブラッシングのし過ぎで歯に傷がついて歯の一番外側のエナメル質がはがれ、エナメル質の下にある象牙質がむき出しになったり、歯茎が下がってエナメル質で覆われていない象牙質が表面に出てきてしまったりすることによって、虫歯になりやすくなるんです。

象牙質というのはエナメル質よりも3倍以上虫歯になりやすいです。

歯ブラシのやりすぎで虫歯になりやすい象牙質を露出させてしまう結果、虫歯になるということです。

虫歯の原因になる部位はデンタルフロスの方が届きやすい

大人の虫歯って、大抵歯と歯の間にできますよね?

奥歯の表面の入り組んだ形をした凸凹部分にも虫歯はできますが、それは子どもの歯の場合が圧倒的に多いです。

大人の歯の虫歯は圧倒的に歯間にできるという事実!

だったら歯間をしっかり磨かないといけないのは明らかですよね。

そこで登場するのがデンタルフロスです。

デンタルフロスなら歯ブラシの届きにくい歯と歯の間の汚れをしっかり落とせます。

なのでデンタルフロスを重視してほしいのです。

これは大人の歯に限った話ではありません。

子どもの歯ももちろん歯と歯の間に虫歯ができますから、デンタルフロスを使って歯間の汚れをしっかり落とす必要があります。

歯ブラシよりもデンタルフロスを重視!

そんなわけで歯ブラシよりもデンタルフロスを重視すべきなのですが、ここでひとつさらにデンタルフロスについて知っておいてほしいことを。

デンタルフロスを使っている人でも、歯みがきの順番として歯ブラシ→デンタルフロスの順にする人が多いのですが、これが間違いなんです。

正しい順番はデンタルフロス→歯ブラシ

しかも、デンタルフロスをしっかりやったあと、歯ブラシは軽くするだけでOK。

これは覚えておいてほしいです。

歯みがきについて覚えておいてほしいこと

先にデンタルフロスを使って入念に歯と歯の間の汚れを落としたあと、歯ブラシで軽く磨く!

「歯みがきのメインにはデンタルフロスを使う。歯ブラシはサブ的に使うだけ!」

と覚えておいてくださいね!

歯ブラシよりフロスを重視すべき3つの理由

まとめです。

歯ブラシよりフロスを重視すべき3つの理由についてお話しました。

歯ブラシよりフロスを重視すべき3つの理由

1.歯ブラシでは60%の汚れしか落とせていない

2.歯ブラシのし過ぎは虫歯の原因になる

3.フロスの方が虫歯の原因になる歯間の汚れを落としやすい

そして歯みがきはデンタルフロスをメインに使って、歯ブラシはあくまでサブ的に使うということを覚えておいてください!

もしまだデンタルフロスを使ってないよ、という方がおられましたら、ぜひともデンタルフロスを使ってくださいね!

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