最近、「肝斑（かんぱん）が濃くなってきた感じがする」という人が増えているようです。
そこで今回は肝斑ができる原因と対策法についてシェアしたいと思います。
肝斑とは
肝斑とは30代後半から40代くらいの女性によく見られるシミの一種です。
おもに頬骨のあたりを中心にできるので目立つこともあり、悩む女性は多いです。
この肝斑、多くは左右対称にできる点で他のシミとは明確に区別されると言われますが、必ずしも左右対称とも限らないようです。
境界線のはっきりしない、ぼやっとしたシミのことが多いです。
肝斑の部分は慢性的な炎症が起こっている
肝斑の部分は慢性的な炎症が起こっている状態とされています。
なので炎症を抑えたり、炎症を広げないようにする対策が必要になります。
肝斑の対策法
肝斑の対策法は大きく分けて予防法と対処法があります。
肝斑の予防法
肝斑を作らせないために重要なのは、紫外線対策（日焼け止め・帽子などの物理的防御）をすることと、マスクなどのスレを軽減することです。
肝斑は炎症が起こっている状態なので、その上にさらに紫外線やマスク擦れなどで炎症を増長させないようにすることが必要ということです。
このため、紫外線対策をできる限りして、マスクの擦れを軽減するために擦れやすい部分にクリームを塗っておくなどした方がいいでしょう。
肝斑の対処法
肝斑は普通のケアでは治りにくいのですが、わりと効果的な対策法があります。
できてしまった肝斑に対処するには、内服薬を飲む方法と外用剤を使う方法があります。
肝斑の内服薬
内服薬はトラネキサム酸を飲むのが一番です。
第一三共ヘルスケアの「トランシーノ®Ⅱ」が有名ですね。
また、内服薬はトラネキサム酸単体よりもL-システインとビタミンCを同時摂取した方が効果が高いという論文が出ています。
この点、第一三共ヘルスケアの肝斑用内服薬トランシーノ®Ⅱはトラネキサム酸に加え、L-システインとビタミンCがしっかり配合されていて、8週間で肝斑に効くとされています。
美容皮膚科などでも同様の薬を買うことができます。
ですが、自費診療になりますので、お値段はそこそこします。
なので医療機関を受診するよりも手軽に薬局で買えるトランシーノ®Ⅱを買って使うという手もありますね。
肝斑の外用剤
肝斑の外用剤もトラネキサム酸を中心に取り入れます。
トラネキサム酸配合化粧水や美容液などを使うということです。
また、外用はイオン導入なども効果的。
イオン導入するときはシンプルな成分構成のトラネキサム酸配合化粧水をイオン導入するのがおすすめです。
私はトラネキサム酸の粉末をネット通販で購入し、使用しています。
この方法なら余分な成分は入っていないので安心してイオン導入もできますよ～。
なお、作り方は防腐剤の1,2ヘキサンジオールを2ml、トラネキサム酸粉末を1g～2g入れ、水を100mlになるまで注いでシェイクして終わりです。
簡単にできるのでオススメです！
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